こんにちは、かおりんご( @go_go_kaoringo ) です。
- 電車が好き
- 都電荒川線(東京さくらトラム)が好き
- 都電荒川線沿線へおでかけする
電車大好き(子鉄)な6歳長男&兄と一緒に電車を適度に楽しむ4歳長女を連れて、都電おもいで広場へ行ってみました。
これまで何度か目の前は通ってはいたものの、いつもチラ見程度でゆっくり見たことがありませんでした。
コンパクトな施設ながらも都電の魅力がギュッと詰まった素敵なスポットでした。
都電おもいで広場について
アクセス
住所 | 東京都荒川区西尾久8丁目33-7 |
最寄り駅 | 都電荒川線(東京さくらトラム) 「荒川車庫前」下車すぐ JR尾久駅 徒歩約8分 |
駐車場はありません。
料金
入場無料
開場日時
開場日 | 土・日・祝日(振替休日を含む) ※12月29〜1月3日は休場 |
開場時間 | 10:00〜16:00 |
展示車両
旧7500形(学園号)
- 1962年(昭和37)から39年間活躍(廃車は2001年12月)
- 引退前の数年間、子供たちの通学専用車として走ったことから「学園号」と呼ばれるようになった
黄色い車体が目を引きます。
40年弱も活躍できる車両ってすごいですよね!
それだけ聞いてもどんな車両なんだろうと興味が湧いてきます。
5500形(PCCカー)
- 1954年(昭和29年)5月〜1967年(昭和42年)12月までの約13年間という短い期間運行されていた
- 1系統(品川駅前-上野駅前)のみで運用されていた
- アメリカの路面電車委員会「Presidents’ Conference Committee」が開発したことから「PCCカー」と呼ばれるようになった
古い車両がとてもいい雰囲気を醸し出していますね。
走っていた期間も短かったことから、今となってはとてもレアな車両なんだろうなと思います。
見て楽しむ
かわいいジオラマを見られる
5500形内には都電荒川線沿線をイメージしたジオラマが展示されています。
桜が咲いているエリアがあります。
おそらく桜の名所である飛鳥山公園近辺を再現されているのかなと思います。
我が家も桜の時期にはほぼ毎年飛鳥山へ行きますが、飛鳥山公園の桜を背景に走る都電はなんとも趣深い雰囲気があり大好きです。
ジオラマはとてもかわいらしく、沿線の雰囲気がしっかり再現されていてずっと見ていられました♪
歴史を知る
都電の歴史的資料が展示されています。
昔の路線図、写真、ヘッドマーク等興味深い資料が並んでいました。
体験して楽しむ
実物の運転台を触れる
旧7500形車両では運転台を触ることができます。
実物を触れるのはやはり嬉しいですよね!
ここは子供たちにも人気で順番待ちの列ができていました。
都電の模擬運転台体験ができる!
5500形の後方では都電の模擬運転台が設置されており、都電が走る映像を見ながらハンドル操作を体験することができます。
電車のシュミレータが大好きな長男は今回一番楽しみにしていたのがこの模擬運転台体験。
なんといっても無料で体験できるところが嬉しいですよね♪
模擬運転台の横には施設の方がついてくださり、運転台の操作方法を丁寧に教えてもらえました。
長女は順番待ちしている時「どうやればいいのか分からない」と不安を口にしていましたが、施設の方の誘導でうまく操作できたようで嬉しそうにしていました。
我が子たちが模擬運転台に並んだ時、前には4、5人の子供たちが並んでいましたが、1駅間運転したら次の人に交代する流れだったため、待ち時間もそれほど長くはありませんでした。
音の鳴るボタンが押し放題!
体験コーナーでは以下の音の鳴るボタンが押し放題です。
- 降車ボタン
- 踏切音のボタン
- 車内放送ボタン
子供は音の鳴るものは大好きですよね。
我が子たちは「これは○○の音だ〜!」などと言いながら、置いてあるボタンはすべて押してみていました。
特に、普段は自分が降りるときに1度しか押せない降車ボタンを何回も押せることが嬉しかったらしく、2人で押しまくっていました。笑
その他
都電荒川線のグッズ
都電荒川線のグッズの紹介がありました。
やはりこの中で子供が気になるのはプラレールのようでした。
都電は1両編成なので、プラレールももちろん1両です。
きっとこれを走らせるとかわいいんだろうなと想像しています。
撮影スポット
広場には上野動物園内で令和元年まで運行していたモノレール(40形)車両のパネルが設置されていて、写真撮影することができます。
この車両も東京交通局管理のものだったのですね。
トイレ
施設内にはだれでもトイレがあります。
ベビーシート等もあるので、小さな子供連れでも安心です。
ベンチ
広場にはベンチもあります。
施設入口には自動販売機の設置もあり、都電を眺めながら一休みすることもできます。
隣は荒川車庫!
都電おもいで広場の真横には都電の荒川車庫があります。
おもいで広場自体が都電荒川営業所の一部なんだそうです。
その時によっては色々なラッピングやカラー・形の都電がたくさん並んでいて、なかなか見応えがあります!
また、車庫から本線へ出ていく都電、本線から車庫へ戻る都電の様子も目の前で見られる場所なので、見られるとうれしいですね。
周辺のおでかけスポット
都電おもいで広場は広い施設ではありません。
そのため、ゆったり観ても30分程あれば十分楽しめます。
おもいで広場に行ってみたいけれど、ここだけのために遠方から出向くのもな…という方は以下のスポットとセットで行ってみてはいかがでしょうか。
あらかわ遊園
最寄り駅は都電荒川線 荒川遊園地前。
2022年4月にリニューアルオープン。
アトラクションはもちろん、動物とふれあえるエリアや大型遊具のエリア、水遊びに釣り堀等、子供連れには嬉しい施設が揃っています。
区営の施設であり、料金も高くないところが嬉しいです。
カフェ子鉄
最寄りは都電荒川線 荒川遊園地前。
プラレールが走るカフェ。
店内に入ってすぐにあるプラレールの巨大レイアウトが圧巻です!!
食事をしながらプラレールを見たり、キッズスペースでプラレールで遊んだりできるので、子供も大人ものんびり楽しめます。
飛鳥山公園
最寄りは都電荒川線 王子駅前、飛鳥山 他。
駅チカの大きな公園です。
遊具のある広場には大型遊具があったり、古い車両展示があり中に入れたりして子供にとってうれしい遊び場です。
また、広場のJR王子駅側は電車ビュースポットでもあり、新幹線や在来線など電車が通るたびに子供たちの嬉しそうな歓声がいつもあがっています。
春はお花見、夏は水遊びもでき、とても活気がある公園です。
まとめ
都電ふれあい広場は誰でも気軽に入ることができ、都電の魅力を知ることができる素敵なスポットでした。
おもいで広場で都電の歴史に触れ、実際に都電に乗ってみることで、普段都電をあまり利用していなくても不思議と親近感のようなものを感じました。
また、子供にとってもふれあい広場での体験はとても楽しかったようで、満足度の高い施設だったと思います。
ぜひ、都電荒川線沿線へおでかけの際にはおもいで広場に足を運んでみて下さいね!