行けるものなら平日に行きたい鉄道博物館。
平日ならば体験系プログラムは抽選なし(先着順)で体験できるものもあったり、レストラン等の待ち時間も短く済みます。
でも、平日にはなかなか行けないよという方も多いのではないでしょうか。
2023年のGW、大宮の鉄道博物館へ行くと、とても混んでいました。
15:00から行われた「転車台回転・汽笛吹鳴実演」のときの状況がこちら↓↓
1階の転車台周りはもちろん、2階から観ているお客さんもかなりいました。
これだけの混雑日、特に子供連れの場合は楽しめるか不安になりますよね。
実際、この日我が家は体験系プログラムの抽選は、8プログラム抽選申し込みしたうち1つしか当選しませんでした。
1つ当選しただけでもラッキーな方ですね。
てっぱく抽選アプリ
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我が家では混雑が予想される日にてっぱくへ行く場合には、以下のことを考慮して行動しています。
- 混雑時間が予測できるものはその時間を避ける
- 混雑の少ないエリアへ行く
- 大人数が一度に体験・鑑賞可能なプログラムへ
混雑日なので、多少は我慢ポイントはあるかもしれません。
それでも、上記を意識して行動することで基本的にはストレスも最小限に子供と一日楽しむことができますよ。
2023年10月1日(日)10時〜、待ちに待った「てっぱく年間パスポート」の販売が再開されます。
「てっぱく年間パスポート」が気になってるよ、という方はこちらをチェック!
混雑を予測して行動しよう!
お昼ご飯は入館前に準備しておくとスムーズ
ランチはレストランでないと嫌だ!ということがなければ、お弁当を持ち込んで飲食可能スペースが混む前に場所を確保し、早めにランチするのがおすすめです。
鉄道博物館内にも駅弁屋さんはあるのですが、土休日はいつも長蛇の列ができています。
土休日は10:30オープンではありますが、並ぶ時間がもったいない!!と思ったら持ち込むのがおすすめです。
我が家の場合は、入館前に大宮駅で駅弁を購入しておき、本館2階の在来線ビューの休憩スペースに11時前には行く、というのがお決まりのパターンです。
この日のように混雑日であっても、11時頃であればまだ座席は空いていることが多いです。
ちなみに、この時は11時15分頃には在来線ビューの休憩スペースは全て埋まっていました。
新幹線ラウンジ等、他の休憩場所も同様に電車ビューの場所から早々に埋まってしまうので、子供のために電車を見ながらランチできる場所を確保したいのであれば、早めに行動しておきましょう。
おみやげは早めに見ておくのがベター
おみやげはたいていの方は帰る直前に買うものです。
重たい荷物を持って行動したくないですもんね。
でも、混雑日の15時台にもなればおみせは大混雑です。
そして、長〜いレジ待ち列は店内をぐる〜っと囲むようにでき、「最後尾はこちらです」の看板を持った店員さんが誘導されているのを見かけます。
私はその長〜い列に並ぶ時間がすごく嫌です。時間がもったいない。。
とはいえ、入館してまもなくおみやげを買ってしまうのもアレ(笑)なので、混雑日はたいてい昼過ぎ(13時前後)の時間帯狙いでおみやげを買いに行きます。
2、3人程度のレジ待ちならまぁいいかな、という感覚です。
鉄道博物館のおみやげやさん「ミュージアムショップ トレニアート」は、老若男女問わず、思わず手に取りたくなる商品がたくさん並んでいます。
ゆっくりおみやげを見たい場合は、早めにおみやげチェックしておきましょう!
混雑日でも比較的空いているスポットへ行ってみよう!
てっぱくホール・キッズライブラリー
てっぱくホール・キッズライブラリーがあるのは、ミニ運転列車のある公園のさらに奥の北館です。(てっぱくの一番北)
- キッズライブラリー
- 開室時間 10:00〜16:30
北館の場所的な問題なのか、基本混雑していません。
この日も手前のミニ運転パークには多くの人がいましたが、北館方面へ歩いていく人はまばらでした。
ガラス張りで明るいキッズライブラリーには、鉄道関連の本がたくさん並んでいます。
我が家の長男の愛読書「鉄おも」も過去のものがずらり!
これだけ揃っていると子鉄さんも興奮するようです。笑
キッズライブラリーの中へ進むと、靴を脱いでくつろいで絵本等を読めるスペースがあります。
人が少ないので、本当にくつろげます!
そして、ガラス張りの壁横には実際に電車で使われていたシートが並んでおり、そこに座って本を読んだりくつろいだりもできます。
キッズライブラリーの入り口付近には鉄道博物館を再現したブロックの展示がされています。
すごく忠実に再現されていて、ブロック好きな子鉄さんはいろんな角度から眺めて、とても嬉しそうでした♪
この日はてっぱくホールには入りませんでしたが、てっぱくホールでは大型スクリーンで鉄道博物館が収蔵する映像やビデオ等が上映されています。
団体利用等で上映が行われていないこともあるようですが、こちらもたいてい混雑していないので、混雑日であってもゆったりと鉄道に浸れる場所です。
科学ステーション
科学ステーションは本館3階にあります。
このエリアもそれほど混雑はしません。
鉄道の仕組みを体や道具を使って楽しみながら科学の視線で学べるところがいいんですよね。
幼い子供にはもちろん内容的には難しいとは思います。
でも、自分で触って動かせるという楽しみがあるので、よく分かっていない我が子たちもここでいつも楽しんでいます。
歴史ステーション
歴史ステーションは南館3階にあります。
こちらも混雑日であってもスムーズに見てまわれるエリアです。
鉄道の歴史がぎっしりと詰まったこのエリアは大人が大好きな場所かもしれません。
でも、子供もそれなりに楽しんでいます。
鉄道の技術の進化を触って体験できるポイントが多数あります。
科学ステーションと同様に、小さい子供はよくわからないながらも、興味を持ってレバーを動かしたりボタンを押してみたりするので、意外と楽しそうです!
そして、うちの長男(小学1年生)くらいにもなると、今とは全く違う券売機を見て「これどうやって切符買うの?」等と質問してくることも。
幼児の頃は長男もただボタンを押したりして楽しんでいただけでした。
ここにきて今とは違うということに疑問を持つようになり、子供の成長を感じられるスポットでもあります。
抽選なしで大人数が一度に楽しめるスポットへ行ってみよう!
車両に乗って楽しむ
鉄道博物館に展示されている車両の中には、実際に車両の中に入れたり、シートに座れたりするものも多くあります。
車両への出入りは基本的に待つことはないです。
私にとってはこれが鉄道博物館での一番の楽しみだったりします。
昔にタイムスリップしたかのような感覚で、その時代の空気を感じることができます。
子供たちももちろん大好きな場所の一つです。
でも、幼い子供はじっくりとシートに座ってその空気感を楽しむ、ということはしません。
ちょっと座ったら次の車両へ移動しようとするので、結構慌ただしいです。笑
外遊びを楽しむ
混雑していて閉鎖的な場所に長時間いることは、大人も子供もストレスが貯まるものです。
鉄道博物館内には遊具のある公園「てっぱくひろば」があるので、晴れている日であれば外に出て体を動かして遊んだり、外の空気を吸ってのんびり過ごしてみる時間を作るのもいいですよ!
- 開放時間 10:50〜16:00(※12月〜2月は10:00〜16:00)
- 天候状況等により利用できない場合や利用時間が変更される場合もある
- 補助犬洗い場もある
混雑日であれば子供はたくさん遊んでいますが、ここの公園の遊具は小さい子向けなので遊んでいる子供も未就学児が大半です。
なので、未就学児以下の子供を安心して遊ばせることができます。
また、在来線が公園の真横を通るので、電車を見ながら電車モチーフの遊具で遊べるところも子供がテンション上がるポイントです。
解説プログラムを楽しむ
抽選の必要のない、解説プログラムも館内ではいろいろ行われています。
もちろん、混雑日にはどこも混みます。
ただ、観覧するポジションさえ気にしないのであれば、プログラム開始時間より少し早めに実施場所に到着していればたいてい観覧することができます。
この日の鉄道ジオラマ解説プログラムは、かなり混んでいました。
- 予約不要(抽選なし)
- 無料
- 毎日9回開催
- 1回15分程度
- 団体客の貸切となる回もある
開始5分前に到着すると広い観覧席も残り数席で、我が家はギリギリ座ることができました。
その回はそれ以降に入場したお客さんは一番後ろのスペースで立ち見となっていました。
それでも、雰囲気を楽しみたい、遠目でも見られるならそれでよいという場合は、混雑日であっても開始直前の入場でも観覧は可能でした。
イベントを楽しむ
鉄道博物館では、期間限定のイベントもよく行われています。
特に、今回我が家が行ったゴールデンウィークや、クリスマスなど、たくさんのお客さんが来館するような時期にはワークショップ等子供も楽しめるイベントを何かしらやっている印象です。
ちなみに、ゴールデンウィーク中には、
- オリジナルキャンドル作り体験
- ミュージアムショップTRAINIARTイベント
- ぬいぐるみくじ
- きかんしゃトーマス お名前プレート作り
- 交通系ICカードキーワードラリー
といった、イベントも開催されていました。
我が家も上記のうち、ぬいぐるみくじと交通系ICカードキーワードラリーに参加して嬉しいおみやげができました♪
こういった期間限定イベントも必ずしも混んでいるわけではありません。
キャンドル作りやお名前プレートづくりは少なくとも我が家がその横を通ったタイミングでは混雑は見られなかったです。
都合がつけば期間限定イベントに参加してみるのも楽しいですよ!
まとめ
鉄道博物館は、見ることはもちろん、触って体験できる展示物もかなりたくさんあります。
そのため、もし楽しみにしていたプログラムの抽選に外れたとしても、それをカバーするだけの楽しみはたくさんあります。
我が家の子供たちは体験したいプログラムの抽選に外れても、特に文句を言ったり悲しんだりすることはありません。
「じゃあ、◯◯を動かしに行きたいな〜」とか「◯◯のボタン押したいな〜」というように代わりとなる楽しみ方を知っているので、毎回楽しめています。
私自身も、車両ステーションのあの空気感の中にいるだけでも来てよかったと毎回感じています。
広くてたくさんの展示物のある鉄道博物館は、混雑日であってもみんなが楽しめる、とても魅力的なスポットです!