こんにちは、かおりんご( @go_go_kaoringo ) です。
- 運転免許をこれから取得したい
- 若くないけれどこれから運転免許を取得したいと思っている
- 仕事&子育てしながらでも教習所に通えるものか気になっている
私は2022年2月、アラフォーにして初めて運転免許を取得しました。
多くの方は、学生時代あるいは社会人になりたての時期に運転免許を取得されるかと思います。
私も大学生の時、夏休みの帰省中に田舎で教習所に通う予定でした。
しかし、大学の特別授業やサークル活動の日程の関係上それが適わなくなり、結局社会人になるまでに運転免許を取得することができませんでした。
社会人になると、
- 残業・休日出勤で時間に余裕がない
- 仕事が落ち着いてきた頃、休日は趣味で忙しくなる
- 交通に不自由しない場所に住んでいるので車は必要ない
このような状態だったため、全く車とは無縁の状態でした。
ところが、アラフォーになったこのタイミングで車の必要性を感じる出来事が重なり、運転免許取得を決意しました。
これから運転免許を取得したい方の参考となれば嬉しいです。
アラフォーになって運転免許を取得しようと思った理
いずれ運転免許は取得したいという気持ちはこれまでもありました。
今回は、車の必要性を感じる出来事が重なり、ようやく私の重い腰が上がりました。
コロナ禍
コロナ禍になり、人との接触の機会を極力減らすような動きが世の中に広がりました。
その中で、我が家が最も息苦しさを感じていたのは車移動ができないということでした。
我が家は車を所持していません。
夫は車の免許を持ってはいますが、少なくとも9年は車の運転をしていないので、レンタカーやシェアカーを借りるにしても何度か練習はしておいてほしい(じゃないと私が不安…)という状態なのです。
車移動できれば、どこかお出かけするにしても、もう少し気楽なのにな…ということを強く感じました。
父の他界
私が免許取得を決意する半年程前に実父が他界しました。
これまで実家に帰省した時は交通の便があまりよくない土地柄、父の運転に頼っていたのですが、それも不可能になりました。
母は元々運転免許を持っていないため、母自身もかなり不便な生活を強いられています。
そのため、実家へ帰省した時の移動手段として車をレンタルして運転したい、また、その時母も連れて一緒に車でお出かけしたいと考えるようになりました。
家族と自分の将来を想定して
現在、我が家の子供たちは保育園(幼児クラス)に通っています。
最近、子供たちの少し先の将来についてよく妄想しています。
例えば、小学生になってスポーツ等の練習や大会で遠征をすることになった場合、あるいは、お友達家族とキャンプへ行くことになった場合、そんな時に車がないと困るのでは…などと考えるようになりました。
また、私自身近い将来、筆耕のお仕事をメインに活動する予定です。
もし車があれば、出張して書きに行くこともできる!という想定もしています。
短期間で免許取得ができた理由
歳を取るほど運転免許取得に時間がかかる、とよく耳にします。
それは家庭や仕事を持っていて集中して通学できなかったり、若い子よりも記憶力・運動能力が低下すること等があってそう言われているのかもしれません。
私自身も当初、免許取得までにはどんなに早くても半年はかかるかなと想定していました。
ところが実際は、4ヶ月以内(教習開始〜卒業に3ヶ月 + 教習所卒業の3週間後に受験した本免試験は1発合格)という想定よりもだいぶ短期間で免許を取得することができました。
その理由について、振り返ってみました。
自動車学校が自宅から近い
- 自宅から自動車学校までは1.5km程の距離
- 自転車で10分以内
- 隣駅徒歩約5分
ここは最も大きな要因だと思います。
これだけ好環境なのは本当にラッキーだと思いました。
私は教習期間中、ほぼ自転車で通学していました。
自転車で通学できるということは、交通の乱れの影響をほぼ受けません。
そのため、家を出る時間が少し遅くなった場合でも、遅刻の心配はありませんでした。
教習所は遅刻するとその授業を受けられない上に教習の場合は返金もない(キャンセル料となる)ので、遅刻は絶対にしたくないところです。
また、雨や雪が降った場合でも、1駅だけ電車に乗って徒歩5分で行けるのはとても良かったです。
自動車学校が夜遅くまでやっている
平日夜は21時まで(最終時限開始は20時10分)
私が通っていた教習所は、平日夜は21時までやっています。
そのため、平日夜は社会人の方が仕事帰りにとても多く来校しているようでした。
私はコロナ禍以降、ほぼ在宅ワーク(時短)です。
あらかじめ夫が早く帰宅できそうな日を確認し、その日は夫が帰宅するまでにある程度の家事を終わらせておきました。
そして、夫が帰宅したら子供たちをお願いして通学する、というスタイルを取っていました。
元々、通学はほぼ休日のみになると想定していたため、平日通学できたことはとても良かったです。
教習期間は繁忙期ではなかった
通学期間は11月〜1月
私は上記の期間に教習所へ通学していました。
教習所の年明け〜3、4月頃は、大学入学前の高校生や就職前の高校生・大学生でごった返すというのはこれまで教習所に縁のなかった私でも知っている有名な話です。
この期間になんとか被らなかったことが、比較的スムーズに学科・教習の予約が取れた要因だと思っています。
家族が協力してくれた
- 夫はこれまで以上に家事・育児を引き受けてくれた
- 子供達も私が教習所に行くことを嫌がらなかった
夫はもともと家事も育児も、私が何も言わなくてもしっかりとやるタイプでした。
教習所へ通うことになったと報告すると、「じゃあ、その期間は全部オレに任せろ!」「やるからには頑張ってこい!」そう言ってくれました。
イヤな顔されるかな、とちょっとドキドキしていたので拍子抜けしました。
ただ、そう言って通いやすい雰囲気を作ってくれたからには、こちもそれに応えなければ!と頑張ることができました。
子供達はというと、やはり度々平日夜に私が出かけて行くのを不思議に思ったようでした。
「車のお勉強に行ってくるねー」と伝えると、「車の学校行ってらっしゃーい」と送り出してくれるようになりました。
自分達にも後に何かいいことがあるかもしれない!くらいな感覚だったのかもしれません。笑
試験・検定はすべて1発合格した
- 実技はYouTube動画で注意点等を事前に確認
- 学科は問題をとにかく解きまくる
免許取得までの期間が長くなるか否かは、各種試験の合否にも左右されます。
不合格だった場合、学科は効果測定で規定の得点を1回以上取得する、実技は補講教習(追加料金)を受けるといった時間がプラスでかかります。
また、仮免試験・本免試験は受験回数が増えるほど出費も増えます。
それは絶対にイヤ!!だから1発合格するぞー!!!と頑張りました。
実技に関しては、教習所以外では練習することはもちろんできません。
ただ、私が通っていた教習所では、各教習内容毎にYouTube動画が準備されていたので、それを繰り返し見てイメトレしていました。
学科は、とにかく問題を解きまくりました。
私が取り組んだ問題は以下です。
- 教習所で配布された問題集(紙媒体)
- 満点様(インターネット学科学習システム)
- スマホアプリ(仮免、本免)
教習所で配布された問題集も満点様の問題も、100問/1回分×5回分これをそれぞれ98点以上3連続で取れるまでやり続けました。
特に良かったのは、「満点様」での勉強。
ネット環境さえあれば、どこででも問題を解くことができるのがとても良かったです。
私は、電車での移動中や病院などでの待ち時間によく利用しました。
問題に慣れてくると100問を解くのも30分弱しかかからなかったので、サラっと1回分を解くことができ、回数をこなすことができました。
こちらは、各教習所毎にログインURLが異なる(はず)なので確認が必要です。
スマホアプリの「運転免許・普通自動車免許 学科試験問題集」は、ほんのわずかな隙間時間や分野別に問題を解きたいときに利用していました。
私の場合、寝る直前に布団に入って10分ほどスマホアプリで問題を解く、といった使い方をしていました。
このような勉強法により、効果測定(第一段階、第二段階)、仮免試験(学科)、本免試験(学科)すべてを1発クリアすることができました。
教習所に通ってみた感想
周りが若い
分かってはいましたが、やはり教習生は全体的に若い子(高校生〜社会人若手)が多いです。
とはいえ、私のように主婦の方、年配の方、普通車以外の大型車の免許取得のために受講する働き盛りの男性も想像よりもいっぱいいるなという印象でした。
若い子に負けるか!!という精神で学科の授業にも教習にも臨んでいました。笑
学科の講義は楽しかった
大人数で講義を受けるというスタイルは、学生時代を思い出し懐かしい感じがしました。
学生時代と違うところは、自分が学びたいことを自分が稼いだお金で受講しているということ。
自分への投資ということで真剣に講義に臨んでいたので、内容も頭に入ってきやすかったと思います。
また、これまでぼんやりとした理解でしかなかった交通ルール等がはっきりとした理解になったことで、嬉しさと同時に充実感でいっぱいになりました。
教習指導員は意外とみんな優しかった
私の勝手なイメージではありますが、教習所の指導員はとても厳しくて怖いイメージがありました。
教習の時、車の中で指導員と自分が1対1になることが憂鬱にならないかな、と最初心配していました。
でも、実際の教習では全くそんなことはありませんでした。
できなかったところは丁寧に指導してくださり、できたところはすごく褒めてくださる、そんな指導をしてくださる方が多かったです。
もちろん、そうではない指導員も中にはいましたけどね。
それが気にならないくらい、全体的に指導員の印象が良かったということです。
学科・教習はネット予約・キャンセルができるので楽
今の教習所の学科・教習は、ネットで予約やキャンセルができます。
夫が免許を取得した20年程前にはもちろんそうではなかったということなので、とても便利な時代になったよな…と改めて思いました。
今日の夜夫が早く帰宅できそうということが分かると、空きさえあればワンクリックで即予約、そんなことも可能です。
条件により直接連絡が必要な場合もありますが、基本的には私はすべてネットで済ませていました。
その代わり、休日等の予約が殺到する日は空きが出た瞬間に即予約で埋まってしまうので、予約を入れたい休日の空き状況は頻繁にスマホからチェックしていました。
運転免許証取得後の生活の変化は?
現時点では車購入予定はなし
私も運転免許を取得したので、いよいよ我が家でも車購入する…という流れにはまだなっていません。
我が家の現在の行動パターンを考えた場合、やはり車に乗っても月数回なのです。
ガソリンも高いですしね…
節約夫的には、「まぁ、いらないよね〜」となりました。
そして、車を所持することで、我が家の子育てモットーでもある「体を動かす」ということにもそぐわなくなってきそうだなと思いました。
ということで、まだしばらくはマイカーはお預けですね。。苦笑
運転の練習はタイムズカーを利用
とはいえ、せっかく頑張って運転免許を取得したのに、全く車に乗らなければ運転の仕方も忘れてしまいそうです。
もう、若くはないので…
そんな心配をなくすために、私は定期的にタイムズカー(カーシェアリング)を利用しています。
タイムズカーは、全国に多数のステーションがあります。
我が家の近所だけでも数多くのステーションがあるため、かなり助かっています。
練習目的で1,2時間だけ車に乗りたいということであれば、ベーシックタイプの車なら¥880/時間で借りられます。
また、将来のために、色々な車に乗ってみることもできるので悪くないなと思っています。
まとめ
若い頃に運転免許の取得機会を逃してしまっていても、意外とチャンスはあるものです。
条件次第なところもありますが、私は仕事も子育ても趣味もしながら教習所に通い、比較的スムーズに運転免許を取得することができました。
諦めなければ何歳からでもチャレンジできる!ということを改めて感じた体験でした。
運転免許は取得したい、でも、年齢的にも時間的にも取得できるか不安…
そんな方にもぜひ思い切ってチャレンジしてみて欲しいです!