こんにちは、かおりんご( @go_go_kaoringo ) です。
2022年8月、ちょうど東京のコロナ感染者も3万人台を推移している頃、ついに我が家にも初めてコロナがやってきました。
我が家の家族構成は以下の通りです。
- 夫
-
会社員。基本出社勤務。早寝早起きな健康第一夫。
趣味はランニング、筋トレ、読書、ブログ。 - 私
-
会社員。時短勤務。コロナ禍以降ほぼ在宅勤務。花粉症。鼻炎持ち。
趣味はランニング、書道、お出かけ、ブログ 他。 - 長男(5歳)
-
保育園の年長組。
電車大好き。運動も好き。食物アレルギー持ち。乳児の頃に熱性痙攣複数回発症。 - 長女(4歳)
-
保育園の年少組。
外遊び大好き。兄大好き。小さい時からあまり風邪をひかない身体の強い子。
長男から始まったコロナ療養生活。
1人感染すると家庭内感染を防ぐのは至難の業です。
特に我が家のように幼い子供のいる家庭はなおさらです。
家庭内感染を防ぐために家庭内でも「隔離する」とよく聞きます。
でも、幼児を隔離なんて正直言って無理なんです!
我が家は、
- 医療の専門家でもない
- 子供も小さい
- 家も狭い
ということで、最初からある程度割り切った方針で過ごすことに決めました。
- 隔離は基本的にはしない
- 飲食、お風呂以外は必ずマスクを着用する
- マスクはこまめに替える
- 手はこまめに洗う
- テーブルやキッチンはこまめに消毒する
最初に決めたルールはこのくらいです。
これを続けた結果、最終的に我が家は夫・私・長男の3人が感染、長女のみ感染を免れました。
そして感染した3人も幸いみんな軽症ですみました。
そんな我が家の長い療養生活について当記事で記載しています。
- 感染してどんな症状が出たの?
- 療養生活でどんなことが大変だった?
- 療養生活中の食事の準備や食料調達はどうしていたの?
- 幼い子供たちはどんなことをして過ごしていたの?
おそらく、まだ療養生活を経験されていない方は気になる部分かと思います。
コロナの症状は人それぞれですし、我が家のような過ごし方には賛否両論あるかもしれません。
あくまでも一例として見ていただけると嬉しいです。
長男がコロナ感染
突然の発熱

- 寝起きは元気だった長男が朝食時に不調を訴える⇨発熱
- 抗体検査でコロナ陽性!
- 最高体温は40.1度
前日まで、いや、当日寝起きまでは元気だった長男。
それが、1時間もしないうちに体調が悪化し、体温は39度超え。
ここ2年程、発熱するようなことがなかったため、この時点でイヤな予感しかしませんでした。
そして、検査結果は陽性。
ここから長い長い療養生活が始まりました。
食材調達

長男がコロナ陽性になるということは、私達他の家族もみんな感染する可能性が高いということです。
そうなるとしばらく外出はできなくなります。
そこで、長男の陽性判定が出る前に私はダッシュでスーパーをはしごして食材調達に行きました。
ちなみに、仮に長男がコロナ陽性であった場合でも、私は無症状なのでこの時点では濃厚接触者です。
濃厚接触者は必要最低限の買い物であれば外に出ても問題はありません(自治体のコロナ関連のページに記載あり)。
買ってきたものは以下の通りです。
- 冷凍カット野菜
- 冷凍カット果物
- 冷凍肉類(肉団子、ハンバーグ、ひき肉)
- 業務用のお惣菜(袋から出すだけ)
- 生野菜
出すだけでそのまま食べられる、あるいは、簡単に料理できるものがメインです。
そして、帰宅後は冷蔵庫に入るだけの作り置き料理を作って備えておきました。
長男の回復は早かった
発熱翌日には平熱に

発熱当日はMAX40.1度まで熱が上がったものの、その翌日の午前中にはほぼ平熱に落ち着きました。
また夕方以降に熱が上がってくるかもしれないと警戒していましたが、幸い療養終了まで発熱することはありませんでした。
ちなみに、長男の発熱以外の症状は以下の通りでした。
- 鼻水・鼻詰まりなし
- 咳なし
- 食欲はいまいち(発熱当日〜3,4日目)
かなり軽症な方だったのではないかと思っています。
ただ、これが私や夫を油断させる原因でもあったかもしれません。
普段の風邪と何ら変わりない症状だったため、マスク等をして対応はしていたものの、私や夫も普段とあまり変わらない行動になってしまっていたと思います。
その結果、それぞれ数日後に感染することになりました。
初期段階はできる限り子供たちは別々で遊ばせた
体調が回復してくれば、大人しく寝ているわけもなく活発に行動し始めます。
とはいえ、さすがに発熱翌日はまだまだ感染力も強いので、感染していない長女と一緒に遊ばせることはできる限り避けたいと思っていました。
なので、長男にはお絵描きやレゴなど、1人で黙々と静かに遊べるもので遊んでもらいました。
長男は今、ブロックで作る新幹線にハマっています。
全6種類あるこの新幹線シリーズでまだ持っていなかったのぞみのブロックを前日夫がAmazonでポチっていまして、これでコンプリートしましたw


長女はというと、特に体調には問題ありませんでした。
兄が大好きで、ちょっと目を離すとすぐ長男とくっついてしまうため、それを阻止する目的もありバルコニーで水遊びやお砂場遊びをさせていました。



ついに私にも
生理痛かな?

長男のコロナ感染以降、夫がリビングで子供たちを見ながらのテレワークをしていました。
私はコロナ禍以降ずっとテレワークで、常設している別部屋のワークスペースで仕事をしていました。
ちょうどこの時、生理痛真っ只中だった私は、恒例の頭痛に悩まされていました。
ほぼ毎月のことなので、この時点では特にコロナを疑うこともなく過ごしていたのですが…
翌日。
測らなくても熱があることが分かるような状態でした。
そして、その日の午前中に受けた抗体検査で陽性判明。
我が家は隔離もしていないのできっと感染するんだろうとは思っていましたが、実際に陽性判定が出るとやはりショックでしたね…
家事は夫と家電におまかせ

私がコロナ陽性になった時、まだ夫は元気でした。
なので、これ以降の家事は基本的には夫におまかせすることにしました。
夫は普段から家事をする習慣があります。
全てが得意なわけではありませんが、とにかく要領が私よりもはるかにいいのです。
それから、洗濯は洗いから乾燥までを洗濯機にまかせ、料理も電気圧力鍋や電子レンジ、食器洗いも食洗機といった感じで家電もフル活用していたため、私が動けなくても家事がたまるということはありませんでした。
子供たちはより元気に、親は…
子供たちはさらにパワーアップ

長男は食欲も戻り、ほぼ症状はなくなりました。
数日家の中にいるので、だんだんストレスも溜まってきており、ストレスを発散するかのように激しい遊びをするようになりました。
そうなると、長女も一緒になってワイワイと…
もうこの時点から子供たちを別々で遊ばせるのはやめました。
いちいち注意ばかりしていては、こちらもストレスがたまって仕方ありません。

子供たちは、トランポリンを飛んだり、大好きな戦隊ヒーローごっこをやったり。
とても楽しそうに遊んでいました。
ただし、マスク着用だけは必ず守らせました。
夫も感染

夫もコロナ感染が判明しました。
夫の症状は以下の通りでした。
- 発熱(3,4日微熱続き)
- 鼻水・鼻詰まり(軽め)
- 鼻詰まりの影響?で1週間程味が感じにくい状態
夫婦揃って感染しているので、家事は結局やれる方がやるという方向に。
私は既に発熱もなく倦怠感もない状態だったので、料理全般と子供たちのシャワーは私が担当していました。
料理は、事前に買っておいた冷凍食材や調理家電をフル活用して、時短または放ったらかし調理で乗り切りました。
日々のお風呂は、もちろんコロナ陽性者が3人いるので、浴槽には浸からず1人ずつシャワーで対応しました。
ネットスーパー

療養が確定する直前に食料調達には行ったものの、家族4人が何日も3食おうちごはんだと食料の減りもとても早いです。
また、トイレットペーパー等の生活必需品も同様です。
我が家はたまにネットスーパーを利用しますが、ネットスーパーには置き配が可能なスーパーも実は結構あるようです。
そこで、足りなくなった食材や生活必需品をネットスーパーの置き配サービスで注文してみました。
もちろん、注文してすぐ届くというわけではありませんが、コロナ感染により買い物に行ける人がいないご家庭や単身者にはとても助かるサービスだと思いました。
まるで花粉症のような症状

幸い、私の症状も軽めでした。
- 頭痛・熱・倦怠感があったのは発症日〜その翌日まで
- 症状のメインは鼻水&鼻詰まり
- 鼻水が喉に落ちて痰多め
- くしゃみあり
療養期間中のメインの症状は鼻水・鼻詰まり、時々くしゃみ。
私は毎年春に花粉症に悩まされるのですが、今年2回目の花粉症?と思うほど症状が似ていました。
私が一番苦しんだのは就寝時。
鼻詰まりが始まった初日、普段通り寝ようとしても鼻詰まりで呼吸が苦しく横になってから何時間も眠れませんでした。
そこで、翌日から行ったのが鼻うがいです。

花粉の時期には予防として毎日やっていました。
今回は既にひどい鼻詰まり状態ではありましたが、寝る前に鼻うがいをすることで鼻をかむことでは取れない鼻水を洗い流せるため、かなりスッキリした状態で眠ることができました。
外に出たい
息抜きは必要

療養生活も後半になってくると、体調はそれほど悪くないのに外出できないことが何よりもストレスに感じるようになりました。
そのため、家族それぞれがイライラすることが増え、家庭内の雰囲気も悪い方向に…
そこで、私や夫が実践したのは、1日のうち最低1時間以上は1人の時間を作るということでした。
私は調子の良い時には自宅のバルコニーに出て過ごしていました。
椅子とパソコンと飲み物を持って出て、ブログを書いたり今度遊びに行きたい場所について調べたり。
8月中旬の日中のバルコニーはとても暑かったです。
それでも、外に出るだけでこんなにもリフレッシュできるものなんだ!ということに気付けたことが今回の療養生活での学びの1つでした。
外食できない代わりに

外出できないので、もちろん外食はできません。
私も夫も感染しているため、極力調理回数は減らしたく療養中はバリエーション少ないメニューで回していました。
日が経つに連れ、子供たちも変わり映えのないメニューに飽き飽きしているのが分かりました。
そこで、大好きなフライドポテトや自家製パンをミッキー型のプレートでお子様ランチ風に出す等出し方を工夫してみたりしました。
すると、子供たちも嬉しそうに食べてくれました。
これらもノンフライヤーやホームベーカリーを使った楽ちんメニューで、用意する側としてもとても楽だったので一石二鳥でした♪
電車愛がより強くなった

長男は電車が大好きです。
外に出られない間に、電車への愛がより強くなっているようでした。
電車関連では、以下の遊びをしていました。
- プラレールで遊ぶ
- ブロック新幹線とレゴで遊ぶ
- 電車図鑑や絵本を読む
- お絵描き(電車)
- Scratch.Jr(プログラミングアプリ)で電車を描いて動かす
- YouTubeで電車関連動画を視聴
- プラレールトランプで絵合わせ
- 電車のパズル
特にこの中でも多くの時間を費やしていたのは、ブロック新幹線とレゴを使った遊びです。

レゴで跨座式のモノレールと駅を作り、その横にはブロック新幹線も配置しています。
ちゃんとレールの上を動かせる構造に作ってありました。
そして、少し前にレゴスタンプラリー(JR東日本のイベント)でゲットした、ミニフィギュアもそれっぽい配置にw
この療養期間が終わった頃にはこのレゴスタンプラリーの期間も終わりました。
結局、8月はレゴスタンプラリーに参加することはできませんでしたが、長い自宅療養のおかげ(笑)で長男は電車にたくさん触れ、ますます電車が好きになっています。

また、2,3ヶ月程前からやり始めた幼児向けのプログラミングアプリ「Scratch.Jr」でも度々遊んでいました。
「プログラミング」と聞くと「難しそうだな…」と思われる方も多いかと思います。
Scratch.Jrは無料でダウンロードできるアプリで、操作も簡単なので幼児でも無理なく始められるところがいいなと思っています。

このアプリでは、自分で描いた絵を自分が作ったスクリプト通りに動かすこともできます。

長男はタブレット上のエディターに器用に電車の絵を描き、それを動かして楽しんでいました。
これに熱中しだすと、あっという間に時間が経ってしまいました。
遊びのバリエーションを増やす
仕事再開

私も夫も療養期間途中の体調が戻ってきたタイミングで仕事を再開(テレワーク)しました。
どちらもテレワークという選択肢があってこのコロナ禍本当に助かっています。
とはいえ、元気な子供たちを見ながらのテレワークはやはり大変です。
WEB会議をやっている時に限って乱入してきたり、兄弟喧嘩を始めたり…
そうなると、どうしても子供たちを静かにさせることが優先でテレビや動画視聴に頼ってしまいます。
小さな子供がいるご家庭ではきっとみんな同じだろうな、と私は思っています。
動画視聴は適度にはよしとして、何時間もずっと見せ続けることは避けたいと考えていました。
そこで、静かに楽しめる遊びはないかといろいろ調べてみました。
新たなアイテム導入

最近テレビCMでも度々見かける、「アクアビーズ」をネットで購入してみました。
モノ作りが好きな長男は大人の思惑通り、アクアビーズを作り始めると静かに集中して遊んでくれました。
そして、あまり細かい作業は得意ではない長女も兄が集中して取り組んでいる姿を見て、一緒にモノ作りを始めました。
慣れないうちは「難しい〜」や「できないよ〜」を連呼していたものの、慣れてくるとテンポよく作り上げていました。

アクアビーズの制作を始めると2人ともビーズを並べ終わるまで口数少なく集中して取り組んでいました。
「集中力アップ」にもとても良さそうなので、我が家では今後もアクアビーズでの遊びは積極的に取り入れていきたいと思っています。
復帰に向けて
徐々に運動も再開

療養期間は最短でも10日間あります。
療養期間も終わりになってくると、明らかに運動不足を感じるようになってきました。
私も夫も趣味でランニングをしているため、最低でも10日間外に出られないとなるとかなりのダメージです。
そこで、少しずつ家の中でできる運動を開始しました。
- 振動マシン
- トランポリン(※足踏み程度)
- エアロフィット
いずれも行う上では、できる限り周りに飛沫が飛び散らないよう意識して行いました。
エアロフィットをやる時にはマスクはできないため、浴室、あるいは、部屋に自分以外いない状態で換気しながら行いました。
復帰後にやりたいこと

子供たちに「お外に出られるようになったら何したい?」と聞いてみました。
すると、長男長女それぞれがおもちゃやお絵描きでやりたいことを表現してくれました。


外遊びが大好きな長女は「公園でいっぱい遊びたい!」というのをロンビー(ストロー状のものをつなぎ合わせて遊ぶおもちゃ)で表現しました。
もちろん、制作には長男もお手伝いしていますw

長男は「電車に乗って遊びに行きたい!」というのをお絵かきで表現しました。
来月お泊りディズニーの予定なので、それを描いたようです。
2人とも早くお外で遊びたいのがすごく伝わってきました。
療養明けには、子供たちの希望を叶えてあげたいと心から思いました。
まとめ
我が家は、夫・私・長男の3人が感染しましたが、幸いみんな軽症で療養期間を終えることができました。
みんな少しずつ発症日もずれていたため、結果的には2週間程の療養生活となりました。
長かったです…
特に子供たちにとっては、後半は仕事復帰していた私や夫よりも療養期間は長く感じたと思います。
本当によく頑張ってくれました。
この我が家の療養期間をまとめると以下の通りです。
- 小さな子供を家で隔離することは難しい
- コロナは軽症であってもつらい時間帯はある
- 家事は頼れるものは家電に頼るのがよい
- コロナ感染者でもネットスーパーは利用可能(置き配可能なスーパーあり)なので便利
- 子供の家の中での遊びのバリエーションはたくさんある方がよい
- 大人も家の中でできる趣味(読書、ものづくり等)があると比較的時間を有効に使えてよい
- 症状が我が家のように軽症の場合、コロナそのものよりも外出できないことの方が精神的に辛かったりする
- コロナにはもう二度と感染したくない
コロナ禍前には想像もできなかった大変な自体が今も続いています。
引き続き、できる限りの感染対策をした上で、家族やお友達等との時間を大切に過ごしたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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