こんにちは、かおりんご( @go_go_kaoringo ) です。
- 子供の遊びにパズルを取り入れたい
- 何歳で何ピースくらいのパズルができるものか知りたい
- 子供がパズルをすることで得られる効果が気になる
知育おもちゃの代表格といえば、パズルを思い浮かべる方は多いかと思います。
我が家でも、5歳(※執筆時)の長男が1歳10ヶ月の頃からジグソーパズルで遊んでいます。
その長男が、5歳半の頃に自力で300ピースパズルを完成させることができました♪
子供がパズルを完成させて嬉しそうにしている姿は、親としてもとても嬉しいものです。
ただ、ここまでの道のりは決して単純ではありませんでした。
今回は、300ピースのパズルを自力で完成できるようになるまでのパズルへの取り組み方について、我が家の体験談をご紹介します。
パズル導入のきっかけ
長男が1歳10ヶ月のある休日、私の両親が田舎から久しぶりに我が家に遊びにきました。
その時の長男への手土産として持ってきてくれたのがくもんのジグソーパズルでした。
パズルは知育に良いと聞くので、いつかやらせてみたいと思ってはいました。
でも、まだ早いよな…
しかし、長男にパズルを差し出すと意外にも興味を示しました。
それをきっかけに、パズルを我が家のレギュラーおもちゃの一つとして扱い始めました。
子供の反応を見てパズル遊び開始のタイミングを計りましょう!
使用したパズル
我が家は、初めて取り組んだパズルがくもんのジグソーパズルSTEP1(のりもの)でした。
長男は乗り物(特に電車)が大好きだったので、取っ掛かりとしては大正解でした。
本人は電車遊びの一環と感じていたのかもしれません。
それ以降、長い間くもんのジグソーパズルにお世話になっています。
このジグソーパズルは、STEP0〜STEP7まであります。
STEP1からSTEP7までを使ってみて感じたことは以下の通りです。
- 細かくステップアップしていけるところが魅力的
- 1ピースが大きめで子供が扱いやすい
くもんのジグソーパズル以外だと以下の絵柄のものを楽しんでいます。
乳児の頃 | 幼児以降 |
---|---|
・プラレール ・アンマンマン ・動物 など | ・ジブリ ・ディズニー ・鬼滅の刃 など |
好きなもの・よく知っているものが描かれたパズルを与えることが、より子供の創作意欲をかき立てるようです。
- 子供が興味のある絵柄のパズルをえらびましょう!
- 初めてのパズルは、優しいレベルのものを選びましょう。
- 細かくステップを踏めるシリーズものだとなおよし!
こんな時どうする?
初めてのパズル遊び 遊び方を教える方法は?
パズルに初めて触れる子供はもちろん遊び方を知りません。
我が家の長男も1歳10ヶ月で初めてパズルを手渡された時は、バラバラのパズルを手に取り眺めたり、投げたり、舐めたり(苦笑)…
まぁ、そうなるよねw
なので、まず最初は大人がパズルをやっているところを子供に見せます。
子供がもう一回やって!と求めてきたら大人がパズルをやって見せる、それを繰り返していくと、子供はだんだんと遊び方を理解して、自分でもやってみたくなるようです。
大人が子供の手を取って一緒にパズルをはめてあげる、慣れてきたら最後の1ピースを子供1人ではめさせる、次は最後の2ピースを…というように、少しずつ自分でできる幅を増やしてあげると子供にとっても無理なく進められます。
そうやって進めること4ヶ月弱、我が家の長男は2歳2ヶ月頃に6ピースまでは自力でクリアできるようになりました。
- 1段階目:大人がパズルをやっている姿を子供に見せよう!
- 2段階目:大人が子供の手を取り、一緒にパズルをはめよう!
- 3段階目:子供が1人ではめられるピース数を少しずつ増やしていこう!
パズルを嫌がる子供 どのように次へ導く?
パズルの要領をつかんだ我が家の長男は、その後、9ピース(STEP2)〜35ピース(STEP3)までのパズルはとてもよいテンポでクリアしていきました。
その次の目標は48ピース(STEP3)。
これも近いうちにクリアするだろう、と思っていました。
ところが、バラバラの48ピースを見て、難しそうな顔をしていました。
その頃の長男にとっての+13ピースはとても大きな壁だったようです。
何度か挑戦はしてみたものの、完成までは程遠く毎回挫折。
そして、上手くできないことに腹を立て、48ピースパズルを見るとグズるようになってしまいました。
う〜ん、
このままじゃ、子供も私もイライラで悪循環だわ…
そこで、一旦この48ピースパズルはお休みする(見せない)ことにしました。
合わせて、こちらからは何も言わず様子を伺うことにしました。
すると、長男は自発的に、既に自力で完成させることができるピース数のパズルを改めてやるようになりました。
既に何度も完成できているものでも、「自力で完成させる」ことは毎回子供にとっては嬉しいようで、満面の笑みで完成したことを報告しに来ました。
そんな子供に対して、私や夫はそれ以上(ちょっと大げさすぎる程)に一緒に喜んであげることを心がけていました。
我が家ではパズルが完成する度にハグやハイタッチ、バンザイで喜びを表現しますw
そういったことを繰り返した結果、長男は徐々に自信を取り戻し、改めてパズルに取り組むことへの意欲が見て取れるようになりました。
ただ、改めて48ピースパズルを見せたところ、その時点ではまだ拒否反応を示しました。
そこで、思い切って48ピースを飛ばし、次のステップのパズルを用意しました。
ピース数は54ピース(STEP4)。
少し賭けのようなところはありましたが、新しいものには毎度興味を示す長男だったので、試してみました。
やはり初見では難しかったようですが、初心を思い出し、まずは子供と一緒に完成させることを何度か繰り返しました。
そのうち、子供が自然と一人で取り組むようになり、そして自力で完成できるようになりました。
この成功体験は長男にとっては一つの大きなポイントだったように思います。
そして、子供の成長を感じられた時期でもありました。
- 子供が嫌がるときには無理にパズルをやらせないようにしましょう。
- 既に自力でできるレベルのパズルをたくさんやりましょう。
- 成功体験を増やして自身を取りしましょう。
- パズルは楽しい!という感覚を思い出させましょう。
- 興味を引く別のパズルを用意してみましょう。
ピース数が多いパズル どうやって作っていく?
パズルを完成させることの楽しさを改めて知った長男は、この後自ら次のレベルにチャレンジするようになり、一気に100ピース以上のパズルを自力で完成させられるようになりました。
特にくもんのジグソーパズルのSTEP5は、大好きな新幹線や特急列車がたくさん描かれていてお気に入りに。
一番長く使っていました。
「好き」って大事だね!
この頃になると、ほぼ親はノータッチです。
ただ、さすがに150ピースを超えてくると、見ている親としても「うわ、多いな…」と思ってしまいます。
できれば見て見ぬふりしたい…苦笑
案の定、子供もどこからどう攻めていけばよいか分からなくなってくるようで、パズルを開けた瞬間、「手伝って〜」と言ってきました。
これまでの長男のパズルのやり方を見ていると、手に取ったパズルを見て、感覚的にココかなという場所に配置してそれをつなぎ合わせていく、そんな攻め方をしていました。
それはそれでスゴイなと感じていたのですが、さすがにここまでピース数が増えてくるとそれもなかなか通用しません。
ピース数が多いときの取っ掛かり方法としていくつか子供にヒントを与えました。
その中でも、一番子供にとって進めやすそうだったのが、パズル全体をいくつかのグループ(一つの絵の単位など)に分けて、完成したグループ同士を繋げて一つのパズルを作り上げていくという方法でした。
小さな単位でも一つの絵ができるとそれだけでも小さな達成感があるようです。
「できた♪」の積み重ねが子供のモチベーションに繋がっているように感じました。
- パズルを完成させるまでの手順を見直してみましょう。
- 子供にとってモチベーションが維持できる手順であることが大事!
長くパズルを楽しむためには?
4、5歳にもなってくると、遊びも多様化してきます。
大好きなプラレール&トミカ遊び以外にも、ブロック類、動画視聴、ヒーローごっこ、お絵描きなど、パズル遊びの時間は以前よりもだいぶ減ってきました。
気が付くと数ヶ月パズルに触ってない?ということもしばしば。
こちらも特にパズルをやるよう促したりはしませんでした。
でも、パズルは相変わらず好きなようです。
しばらくパズルをやってないなと思っていたら、突然何か思い出したかのようにやり始めることも。
4歳前半でくもんのジグソーパズルSTEP7(234ピース)をクリアした後、次にできそうなレベルのパズルを探してました。
次は250ピース前後のパズルが欲しいんだけど、
200ピース台のパズルって意外と無いんだよね…
300ピースは結構あるけど、さすがに一気にそのレベルは難しいよな。。
ピース数が大きくなってくると背景部分が難しかったりしますね。。
試しに、トトロの300ピースパズルに挑戦してみましたが、部分的には完成できるもののやはり挫折。
しかし、これまでの経験から、「時期が来たらきっとやるだろう」と考え、常に子供自らが手に取れる場所に300ピースパズルは置いておきました。
そんなこんなでまた時間が経ち、ある時久しぶりに300ピースパズルに挑戦し始めました。
300ピースパズルはさすがに一気にやろうとすると時間がかかります。
いつも長男はダイニングテーブルの自席でパズルをしますが、
長時間その場所をパズルで占拠されるのはちょっと…
ということで、別テーブルを準備し、そこならパズルを完成させるまで片付けなくてよし!というルールで、チャレンジを開始しました。
マイペースな長男は、一気にやろうとはせず、他の遊びの合間や夜寝る前、寝起きなどのスキマ時間にちょこちょことパズルに取り組んでいました。
5歳児にはまだ300ピースを一気に完成させるほどの集中力はなさそうです。
そして、3日間程かけて300ピースパズルをついに自力で完成させました!!
- 子供のやりたいように自由にパズルをやらせてみましょう。
- ピース数が多めのパズルに取り組むときは出しっぱなしOKの場所を確保するのがおすすめです。
- 親は気長に子供の様子を見守りましょう。
パズル遊びを通して得られたこと
これが本当にパズル遊びで得られた効果だとは断言できません。
ただ、小さい頃からパズルに触れてきた長男の特徴から、少なからず影響はあっただろうと感じるものは以下の通りです。
- 集中力
- ものづくり好き
集中力
長男は、自分の好きなことにはものすごく集中して取り組む姿勢が度々見られます。
パズルにおいては、100ピース程度のやり慣れたものであれば、10〜15分程で一気に完成させます。
その間、周りが騒がしくても、声をかけても全く動じません。
ものづくり好き
パズル以外でも自分で考えて作りあげていくような遊びが大好きです。
我が家にはレゴブロックをはじめ、マグネットブロックやロンビー(ストロー状のものをつなぎ合わせていく
おもちゃ)といった自由にものを作れるおもちゃがいくつかあります。
最近はこれらのおもちゃが大活躍しています。
毎回、頭の硬い私には考えつかないようなもの(笑)を作っており、感心します。
自分で作り上げた作品を他の人に見せて「すごいねー」「かっこいいねー」などと褒めてもらえることに快感を覚えてしまったようです。
そして、作品について一つ一つ熱弁してくれます。笑
まとめ
小さい頃から触れてきたパズル。
今の長男にとってのパズル時間は、息抜きの時間であり、新たなチャレンジの時間でもあり、今後も大切な遊びの一つであり続けると思います。
パズルという一つの遊びを通して子供の成長をたくさん感じることができるのは、そばで見ている親の楽しみでもあります。
魅力いっぱいのパズル、ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね。